2017年度はＮＩＣＯプロジェクトで高校進学のためのサポートを受けた子どもたちが2名おり、県立高校入試のために数学や英語といった教科学習のクラスを受講してきました。
都道府県をまたぐことで、入試制度や問題の形式が異なるため多くの工夫を要しましたが、受験生2名は先日、無事に高校に合格。4月より新たな門出を迎えることになりました。
2018年度に向けて、すでに他県の高校進学を希望する受講生がサポートを受け始めており、外国にルーツを持つ子どもたちが日本語教育だけでなく学習支援機会へのアクセスも不十分な実情がうかがえます。
「ＩＣＴ」「オンライン」と聞くと、やや敷居が高いように思えますが、ＮＩＣＯプロジェクトは【リアルとリアルをつなぐだけ】に特化したサービス。子どもたちはデジタルネイティブ世代でもあり、すぐに慣れることができます。
2017年度は多くの方々のご協力を得て、ＮＩＣＯプロジェクトをスムーズに運用することができました。

2018年度、改めて1人でも多くのサポートを必要とする子どもたちに、手を伸ばしていきたいと考えています。
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