NICOプロジェクトは、海外にルーツを持つ子どものための日本語教育専門家による授業や、数学や社会、英語などと言った教科を日本語で学ぶためのサポートをオンラインで受講できる教育支援サービスです。
受講者は、インターネット接続環境さえあれば学校のパソコンルームや自宅など、どこからでもNICOの授業を受けることができます。
授業は動画学習ではない、「双方向型」で、先生と受講者が会話しながら進めることができるため、教室で受ける日本語教育と同じ形式の授業を受講できます。
・日本語がわからないのに、学校で支援がない ・15才以上で来日し、日本語を学べる環境が周囲にない
など、様々な子ども・若者の日本語学習ニーズに対応します。
NICOプロジェクトで授業を担当する日本語教師は、一般的な日本語教師の資格である420時間以上の養成講座修了等の有資格者であるだけでなく、成人や留学生とは異なる、海外にルーツを持つ子ども特有の状況や課題に豊富な知識を持つ、年少者日本語教育の専門家です。 子どもたちの日本語を学びたい気持ちを引き出しながら、学んだ日本語で楽しい学校生活を送ることができるよう、専門家ならではのサポートを行っています。
NICOプロジェクトが提供する日本語教育は、日本語の文法を中心に学ぶ、体系的なカリキュラムを採用。約2か月間(40回)の短期間で、来日直後の「日本語がぜんぜんわからない」状況を、「日本人が話していることが、ある程度わかる」ところまで伸ばします。 短期間で「ある程度わかる」レベルまで日本語の力を引き上げることで、子ども自身が「何もわからない」状態のストレスから早期に開放されるだけでなく、学校の先生や地域のボランティアが、子どもをサポートしやすくなるなどの効果があります。
NICO プロジェクトを運営するYSCグローバル・スクールでは、2010年より年間約100名の海外にルーツを持つ子ども・若者へ専門的日本語教育機会を提供してきました。NICOプロジェクトはすでにたくさんの自治体、国際交流協会、NPO等より高い評価を受け、学校の日本語支援の一環として導入している地域もあります。 私たちがこれまでに積み上げてきた、海外にルーツを持つ子どもだからこそ必要な日本語教育や学習支援の豊富な実績とノウハウを、インターネットを通して全国へお届けします。
学校のPCルームから、取り出し授業の代わりに受講
ご自宅のPCやタブレットから受講
地域の支援日以外の日だけ、自宅PCやタブレットから受講
団体の事務所や現場に子どもを集めて、PCやタブレットから受講