NICO PROJECTは困難を有する子ども・若者支援で40年の実績を持つNPO法人青少年自立援助センター( http://www.npo-ysc.jp/ )が運営しています。 拠点である東京都福生市のほか、足立区、板橋区、八王子市等に拠点を有し、ひきこもり・ニート状態にある自立を目指す若者、生活困窮・定住外国人の子どもたち、障害者の若者などに対し、教育・就労・福祉の総合的なサポート体制を構築しています。
当法人はプロジェクト配信元となる、YSCグローバル・スクール( http://kodomo-nihongo.com )を2010年度より実施し、年間約100名の外国にルーツを持つ子どもや若者に専門的な日本語教育と学習支援機会を提供してきました。 また、既存の枠組みに捉われない活動は、多数のメディアに取り上げられ、外国にルーツを持つ子どもと若者の直面する多くの課題の社会化に貢献してきました。 現在は「多様性が豊かさとなる未来」を創り出すことをミッションに、日々のスクール運営に加え、講演・執筆・情報発信活動を積極的に展開。日本で暮らす外国にルーツを持つ子ども・若者の現状や課題、私たち1人1人ができることなどの情報をたくさんの方々に届け、ソーシャルチェンジに取り組んでいます。
NICOプロジェクトへようこそ!
今、日本の公立学校には、37,000人の日本語がわからない外国にルーツを持つ子どもたちが在籍しています。
教室に座っていても、先生の話していることがわからず勉強についていけない。言葉の壁があり、友だちを作ることができない。そんな状況にある子どもたちが少なくありません。
さらに、こうした子どもたちの約2割が、自治体や学校から何の支援も受けることができません。小さな自治体では、日本語の先生がみつからなかったり、予算がなかったりするからです。
私たちは2010年から、年間100名の外国にルーツを持つ子どもたちに専門的な日本語や強化学習支援機会を提供してきました。これまでに支援してきた子ども・若者は、6才から30代まで、20か国以上に及びます。
しかし、私たちが現場(オフライン)で支援できる子どもの数には限りがあります。全国にいる、日本語教育機会にアクセスすることができない子どもたちに、なんとかこれまでに積み上げてきたノウハウを活かして、日本語教育機会を提供することができないか。そんな思いから、数年間の試行錯誤ののちに生まれたのが、この「NICO | にほんご×こどもプロジェクト」です。
日本語を学ぶ機会がなく、友だちもつくれず、勉強もわからない・・・
そんな状況に置かれた、全ての外国にルーツを持つ子どもたちに、専門家による教育機会を提供できる日を目指して、NICOプロジェクトはここから前進し続けていきます。
組織名 | 特定非営利活動法人青少年自立援助センター |
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設立年月日 | 1999年9月6日 |
沿革 | 1977年 東京都福生市にて学習塾「タメ塾」開設 1992年 宿泊寮「遊游館」開設 1999年 特定非営利活動法人青少年自立援助センター設立 2005年 グループホーム「きんもくせい」開設 2005年 新施設建設 2012年 就労継続支援B型・就労移行支援事業所「ジョブスペース游」開設 |
役員 | 代表理事 工藤 定次 専務理事 工藤 姫子 常務理事 河野 久忠 常務理事 瀧川 修三 他 理事6名 監事1名 |
住所 | 〒197-0011 東京都福生市福生2351-1 |
メールアドレス | ysc@interlink.or.jp |
公式サイト | http://www.npo-ysc.jp/ |
理念 | 困難を抱える子ども・若者に真剣に向き合うこと 自由と幸福を前提とした“自立”を獲得できるよう支援し続けること |